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3.6リフォーム産業新聞より
【新型肺炎】リフォーム会社に打撃
新型肺炎の感染拡大でリフォーム会社が大きな打撃を受けている。
一部の住設機器が入荷せず完工できない状況が急増してきた。
新規の営業も出来ず、八方ふさがりになっている企業もある。
少しでも工事を前に進めようと未完成のまま引き渡している企業も出ている。
現在特に困っているのがキッチンのリフォーム。
IHクッキングヒーターや食器洗い乾燥機が入荷していないため、苦肉の策としてそれらの商品が入っていない未完成のまま引き渡している。
(実際に当社でもお引渡し予定の物件で、食洗器が確保できず設置できない状況が発生)
(化粧材を設置し対応を行っています。)
また売上の減少に不安も。
愛媛県5拠点でリフォームを手掛けるアドバンスの山下社長は、
工事を待って頂いているお客様への納期説明が出来ない苦しさと、今後すぐにリフォームできないという情報が広まることによる売り上げの減少に不安、と話す。
岩手県で8拠点運営する陽だまり工房は、主力の水回りリフォームに見切りをつけ、エクステリアや外装工事の提案へ切り替えた。
しかし今後それだけで売上を確保するのは難しく、客単価が下がるかもしれないと菊池社長も不安を口にした。
東京都の山商リフォームサービスは、入荷しない商材の対策として、入荷待ちのトイレやキッチンのIHクッキングヒーターなどは手に入る別の商品を『仮設』し、注文した商品が入り次第交換することで工事を進めている。
『仮設』費用はかかるが、工事自体を進められるため、お客様の理解を得てもらいやすいと社長は話す。
その他、向こう数か月間の売上がゼロになる可能性を覚悟する経営者も。
増税の影響で昨年10月~12月の業績が悪かった企業も多く、3月決算の場合下期が丸々減収という厳しい経営状態の会社も出てきている。
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